COP26 既視感ある結末 脚本通り? 「京都議定書」「パリ協定」は最後の一葉
COP26が終幕しました。2021年11月の開幕当初に指摘しましたが、主要国代表が変革に挑む姿勢を強調する演技が目立つ一方、議論の中身に新鮮さが感じられませんでした。個人的には既視感のある国際会議と同じ風景と重なり、そのまま冷めて眺めていましたのでその結末にも驚きはありません。 なにしろ
COP26が終幕しました。2021年11月の開幕当初に指摘しましたが、主要国代表が変革に挑む姿勢を強調する演技が目立つ一方、議論の中身に新鮮さが感じられませんでした。個人的には既視感のある国際会議と同じ風景と重なり、そのまま冷めて眺めていましたのでその結末にも驚きはありません。 なにしろ
2021年11月13日、COP26が終幕しました。開催地英国グラスゴーの名を冠した採択合意には「排出権取引」と「先進国から発展途上国への環境技術と資金援助」が明記されました。これをビジネスの世界の言葉で翻訳すれば、地球温暖化の主因とされる二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出量を削減するため、
高橋治則さんを覚えていますか。1980年代後半から太平洋を舞台に大規模リゾート開発を仕掛けた不動産会社、EIE(イーアイイー)の社長で、数多くの経済事件も発生したバブル経済の光と影を体現した「バブル紳士」の一人です。日本長期信用銀行(現在の新生銀行)から巨額融資を受けて派手な投資を展開します。南太
「千三つ(せんみつ)」という言葉を聞いたことがありますか?新製品や石油資源の開発について現場責任者がたびたび自虐的に引用します。意味は字句を見た通り、1000回のうち3回でも成果が出れば大成功というイメージです。新製品開発も石油資源開発も巨額資金を費やします。精緻な調査と優秀な人材を投入して100