パリ・シャンゼリゼは緑増やし、人が回帰する街に 神宮外苑前は緑の回廊から高層ビルの街へ
パリのシャンゼリゼ大通りが様変わりします。凱旋門からコンコルド広場までの1880メートルの街区は世界で最も美しいとフランス人が自慢する世界の観光名所です。しかし、現在は観光客と車で溢れ、パリ市民には遠い存在になってしまいました。パリ市は市民が再び気軽に立ち寄る空間に戻すため、車線を半減して
パリのシャンゼリゼ大通りが様変わりします。凱旋門からコンコルド広場までの1880メートルの街区は世界で最も美しいとフランス人が自慢する世界の観光名所です。しかし、現在は観光客と車で溢れ、パリ市民には遠い存在になってしまいました。パリ市は市民が再び気軽に立ち寄る空間に戻すため、車線を半減して
日本の女性の地位が国際基準で見ると、かなり低い。こういう結果を聞いても、驚かなくなってきました。この鈍感さが決して良いとは思えませんが、毎年さまざまなメディアやシンクタンクが公表する指標が念押しします。直近ではエコノミストの「ガラス天井指数」。日本はOECD29カ国のうち27位。最下位から数えて3
日本の小売業でも始まる未来を見た気がしました。NHKニュースで紹介されたフランスの「助け合い商店」です。仕組みはそんなに難しくありません。同じ商品に価格が3種類設定され、値札は「安い」「標準」「助け合い」。通常の定価は「標準」に相当するのでしょうか。商品を購入する消費者はそれぞれ自らの所得に応じ
2023年は史上最も平均気温が高い年になるようです。欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」によると、1ー11月までの世界の平均気温は産業革命が始まる1850ー1900年の平均気温に比べ1・46度高く、過去最高を記録しました。直近で見ても、1ー11月の気温は2016年の同時期
「あれ、大丈夫なの?」。そんな素朴な疑問が浮かんだものです。2023年11月30日、国連の気候変動会議COP28はアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開幕しました。石油、ガスの化石燃料を産出する中東諸国の本拠地で地球温暖化、気候変動を防止する国連の国際会議でどんな議論が展開されるのか。世界の石油・
米国西海岸の主要都市シアトルの街を歩いていたら、中心部の広場に日本では見かけないゴミ箱に気づきました。通常のゴミ箱の横に「リサイクル用の箱」が並んでいます。日本では街中でゴミ箱を見かける風景が消えてしまっているためか、とても新鮮に見えました。リサイクルにできるものなら、なんでも箱に投入できるのかど
10月、東京証券取引所にCO2など温暖化ガスの排出権を取引する「カーボン・クレジット市場」が開設されました。自主的に参加する企業などがCO2の排出量を削減した数量を株式や債券のように金銭化して売買、2026年の本格運用に向けて準備運動するのが目的です。開設イベントには西村経産相が参加。政府の後押し
欧州連合(EU)が地球環境への配慮の意味を込めた「エコ」表示の使用範囲を厳密に管理する方針を決めました。「環境にやさしい」「カーボンニュートラル」「生分解性」など多くの商品やサービスで採用されている言葉について、表現できる正確な根拠が証明することを求め、証明されない場合は採用を禁止します。2026
国連総会に合わせて9月20日に開催した「気候野心サミット」で日本政府は発言する機会が与えられませんでした。日本政府は欧米などに比べて地球温暖化対策で出遅れているとの印象が広がっているため、日本がどんな発言、パフォーマンスを演じるのか注目していたのですが、その舞台すら与えれられませんでした。その舞台
ジャニーズ事務所、ビッグモーターなど不祥事企業を見ていると、「第三者委員会」と呼ばれる組織が煩雑に登場します。例えばジャニーズ事務所は創業者の性加害を解明する第三者委員会「再発防止特別チーム」が被害の実態を公表した後、次は被害者に対して補償を決定する「被害者救済委員会」を設け、補償金額を判断すると