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フィンランド 世界最大級の原発を稼働 なぜ実現できたのか 日本が学ぶことは?

 2023年4月中旬、フィンランドで出力160万キロワットの原子力発電所が稼働しました。発電能力は世界最大級です。欧州はドイツが脱原発に進んでおり、原発アレルギーが強いと思われがちですが、フランスが原発を発電源の主軸にするなど前向きの国々があります。それでもフィンランドの原発は欧州で15年ぶり。なぜ

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神宮外苑に???の並木、「都民が共感するように」都知事が本気なら、再開発事業者は無視できないはず

  東京・神宮外苑の再開発問題に出口が見えません。3月下旬、神宮第二球場の解体工事が始まり、再開発事業が本格着工しましたが、樹木伐採などが伴う工事内容に対する大きな批判が収まりません。都知事は「都民の共感を得るように」と2度目の要請 東京都の小池百合子知事は4月7日の記者会見で「都民の理解や

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経産省が国交省を行政指導する日は近い?! 企業の人権侵害の手引き公表

 経済産業省は4月4日、「人権デューデリジェンス」を公表しました。企業は販売、部品などの事業を通じて幅広い企業と関係していますが、下請けなど系列の序列や力関係による人権侵害、あるいは調達や販売などで関連する企業による人権侵害を防止するのが狙いです。経済のグローバル化により広大なサプライチェーンで構築

Eco*Ten

日本電産 業績達成優先で、環境・ESGのビジョンは必要最低限 Eco*Ten5・0点

 かつてのキーエンスを彷彿しました。日本電産です。環境、ESGなどを説明する経営計画をホームページで眺めていた時でした。 日本電産は、言うまでもなく日本を代表する高収益企業。創業者の永守重信さんは株式投資家ならほとんどの人が注目している人物です。彼の一言が日経平均を動かすと言われました。事実

Eco*Ten

キーエンス Eco*Ten は10点満点の6・5点 環境は身の丈に合わせて努力

 高収益企業の代表選手であるキーエンスを評価してみます。事業そのものはセンサーを軸にした自動制御技術を中心に事業を拡大している日本でもトップクラスの優良企業です。Eco*Tenの簡素な評点に異論を持つかもしれませんが、欧米の債券格付け会社を真似て勝手格付けに挑みます。 キーエンスの業績はずば

ESG・SDGsと企業経営

三井不動産、宇宙を見て森を見ず 再開発は未来の創造とともに過去を守ることも

 東京・神宮外苑の再開発が進みます。 東京都は2月17日、明治神宮外苑の再開発計画事業を認可し告示しました。再開発の事業主体は三井不動産、明治神宮、日本スポーツ振興センター、伊藤忠商事の4者。計画によると、神宮球場と秩父宮ラグビー場を再配置します。ラグビー跡地にホテルを併設した野球場を新設。

ESG・SDGsと企業経営

三井のすずちゃんが神宮外苑のイチョウ並木を歩く日が訪れるのかな〜

 CMの認識を新たにした”事件”でした。暗号資産の取引所大手の米FTXトレーディングが2022年11月、経営破綻しましたが、その余波がなんと大谷翔平や大坂なおみにまで及んでいます。2人は他の有名プロ選手とともにFTXの広告宣伝などに関わったため、宣伝した責任があるとして損害賠償を求める提訴に巻き込ま

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